有機物マルチにはケイントップが最適です。【現代農業の特集】

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有機物マルチにはケイントップが最適です。【現代農業の特集】

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2021/07/12

現代農業2021年5月号に「一石何鳥 すごいぞ、有機物マルチ」という題名で有機物マルチが特集されております。

有機物マルチ資材として、ワラをはじめ、木材チップ、ススキ、モミガラ、竹パウダー、カヤ、米ヌカなどが紹介されておりますが、当社が取り扱っておりますケイントップも最適な有機物資材の1つです。現代農業で取り上げられた内容をケイントップに照らし合わせて、当社の視点で言及していこうと思います。

【有機物マルチに向くのは硬い草】                                             

 かつて有機物マルチとして良く使われた稲わらは、コンバインの普及により確保するのが難しくなっております。稲わらに代わる有機物資材として、C/N比が高い有機物資材が最適だと紹介されておりました。当社調べで、ケイントップのC/N比は66であり、稲わらとほぼ同等または少し高めです。当社がケイントップを納めております岐阜のトマト農家様によりますと「周りのほとんどのトマト農家は山に入ってカヤを集めています。ケイントップは多少お金はかかりますが、山に入る労力と危険度を考えると費用対効果が高いと考えています」とのことでした。

【有機物マルチ VS ポリマルチ】

 本誌によると、「4月下旬植えのキュウリでは、収穫はポリマルチより約10日遅れるが、遅くまでとり続けることができ、トータルの収穫期間は長くなる」とあります。当社がケイントップを収めたきゅうり農家様でも、「ケイントップを使うと周りの農家よりも1か月長く収穫ができ、その分儲けです」とのお声を頂いた事があります。また、有機物マルチは、春先の地温上昇効果は薄いが、盛夏の地温抑制効果は高いとのことです。

【土壌改良効果】

 本誌では、土壌微生物(有用微生物)の働きが活発な証拠として、「有機物マルチをかき分けると、白い菌糸がビッシリ」という文言と共に写真が掲載されております。ケイントップはさとうきびの葉ですから、約4%の糖分があります(当社調べ)。この糖分は微生物の好餌であり、微生物が増殖・活発化することで、土壌の団粒化が進み、排水性・保水性が良くなっていきます。ケイントップと相性の良い肥料として「善玉菌」という肥料がございます。この肥料のメーカー様では、ケイントップの糖分が善玉菌の好餌になる為、善玉菌とともにケイントップを農家様に販売しておられます。↓のTweetの写真はケイントップに善玉菌を使用して、3日後には菌糸がビッシリついている様子です。

 

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